年金は60歳から貰うべきか?65歳からか?(Pension)
2026年10月13日
どちらが得かの目安となる「損益分岐点」について、国は「81歳より長生きするなら65歳受給が得」と説明しています。
しかし、この「81歳」という数字には「インフレによる実質的な目減り(マクロ経済スライド)」や「受給分を運用に回した場合の複利効果」が考慮されていません。
条件別に試算した損益分岐点(65歳受給が60歳受給を逆転する年齢)の目安は以下の通りです。
国の基本計算(条件なし): 約81歳
インフレ(実質購買力の目減り)を考慮: 80代後半〜
早期受給分をオルカン等で運用: 90代〜100歳超(ほぼ逆転しない)
60歳繰り上げが圧倒的に優位になるのは、「60歳〜65歳で受け取った5年分を使わずに、そのまま新NISA等で複利運用できた場合」です。
早期受給した年金をすぐに生活費として使い切ってしまう予定の方は、運用の恩恵を受けられないため、繰り上げの選択は慎重に判断することをおすすめします。
